犬と家族


友人のところの
ユキちゃん

いつもは
子供たちが帰ってくる前後に
別れるのだけど

昨夜は
遅くまで滞在したので
家族が全員集合




薪ストーブで
イチジクを調理している間に
学校帰りの子供たちの様子や
柴犬ゆきちゃんの様子を
ぼんやり眺めていた



ユキちゃんは
家の中央にいて
みんなを眺めてる


時に
家族のだれかが
ユキちゃんと戯れ

ユキちゃんも
時にイタズラしたり
ウトウトしたり
食べ物を狙ってみたり


わたしは
時に
犬を買った理由とか
聞いてみたりした


犬の存在があるだけで
家族の潤滑油のような
気がする


ユキちゃんは
家族みんなをまとめてる感じ



うちの亡きmoonyも
そうだった

パートナーの股の間に寝転び 
私のほうを見ていた

寝室で
家族みんなで寝るのが好きな
moonyは
私が起きていたら
一緒に寝ようと
ベッドから降りて
誘いにきた


子供がわりだったから
もっとmoonyへの期待度?
みたいなものは
最初は高かったかも


夫婦二人で
両方が働いてると
とにかく留守がちだった

仕事で10時間をこえる留守が
3日続いた時
一度moonyのストレスが
MAXになったことがある

家族沢山で
犬を飼うと
1人でいる時間が少ないから
いいなあと感じた



それと
同時に
moonyに寂しい思いをさせたと
思った

ヨーロッパでは
記憶によると
何十分か以上の留守は虐待扱いだもの


それでも
moonyは死ぬ直前まで
いや
死んでからも
無償の愛を
届けてくれている











moonyの遺骨の一部をもち
moonyの生まれ故郷の九州福岡に
連れて行きたいと
パートナーが言った

目的は
それだけではなかったけど

彼の気が済むならと
私は同行した
それが11月の旅行

ポケットにいれた
遺骨をとりだり
彼は何度も話しかけていた


この旅は
直前で
いろいろ心地よいようになるよう
スケジュールが変わった
ギフトがたくさんあった

これは
彼の思いに対する
moonyの感謝だったと
わたしは受け取っている

moonyの肉体はないわけだから
こんなことをして
何か大きく変わるのだろうか?と
思っていたが

彼を観察していると
moonyがいないことを
少し昇華した感じがしている


犬や、ネコと一緒にいると
動物たちも
飼い主にも
関わる人にも
オキシトシンという
幸福ホルモンが脳からでるという
研究結果がある

セラピードックが
病院や介護施設に訪問することは
素晴らしいことだし

動物がいることで
痴呆が2割減るらしい

子供や大人も
スマホやゲームを
黙ってするのではなく
動物たちと会話することは
素敵なことだと思う

犬に慣れていない
両方の実家の両親たちも
やっぱり連れていくと
和やかだったもの

声をかける
話かけるっていう
コミュニケーションは
ほんとに大事だと思う


たとえ
寂しいからと
人間のエゴで飼っても
彼らは
いつも無償の愛を
与えてくれるのだよね




また犬を買えたらと
秘かに思っている



80代、90代の両親が三人いるので
すぐには飛び込めないけど

たぶん
赤ちゃんが宿るように
うちにくるのだろうなぁ

保護犬も
welcomeだ

今度は
犬の気持ちを
もっともっと
大事にできる環境で•*¨*•.¸¸☆*・゚



独り身の老人が
世話ができなくなり
動物を手放し
その子の
引き取り手がなければ
殺処分になることも
今 社会問題となっている

もし飼い主に何かあった時まで
考慮して
保護犬や保護ネコを
譲渡するところもでてきてるようだ
殺処分も減ったそうだ

動物の命を
愛を持った人が
最後まで看取るのは
大切なことだと思う




ペットショップにいくと思う

人間のエゴだけで
動物を繁殖させるのは
こりごり

そして
彼らも人間と同じように病気になり
死を迎える

死に向き合うのは
人と変わらないくらい大変

それが
命の重み


(犬の十戒を読んで欲しい)


それをふまえた上で
共存できたらいいなと思う


すごいAIも安価ででてきれるけど

対話をするのは
AIでなく
命ある
植物や動物や人でありたい









写真は愛するmoony💗



倫子